最も重要なことは、まず誰かにあなたの決心を伝えることです。なぜなら、いくつかの国立公園では、事前に公園管理事務所に旅程を報告する義務があります。特に未踏の地や人里から遠く離れた場所を訪れる場合には必要です。幾つかのルートでは、出発日時と予定帰還日時を自由に残すことができるボックスが設置されている所があります。出来る限り、地域のルート地図やパンフレットを上手に利用し、ルートの確認や、現在進行中のトレールシステムの管理・運営の状況にも理解を深めて下さい。
加えて、グループ全員の体力に合ったルートを選ぶことも大切です。全員が同じペースで行動しなくても、万が一グループが広がってしまった場合にも、経験豊富なメンバーが「守り役」となって、誰も取り残されていないこと、また誰もルートからはずれていないことを常に確認し、鳥笛などでコミュニケーションを取ることは、良いアイディアです。
出発の前には必ず、緊急事態に備えた計画も立てて置くべきです。例えば誰かが足をくじいたら? なだらかな最短ルートを選んで、けが人を出発点に速く運ぶことができるでしょう。短くても険しいルートを選んでしまうと、状況はさらに困難になります。出発の前にはルート上が携帯電話の通話可能エリアであるかどうかの確認も欠かせません。この地域の多くのルートでは携帯電話は圏外となる場合があることに注意をしましょう。
以下に持ち物リストを掲載します。グループ全員がリストに掲載されているすべてを持つ必要はありません。各自に必要な水分を除いて、分担すれば持ち物の重量を減らせるからです。
短めのハイキングの場合には、下記のアイテムが必要です:
- カメラ
- 高カロリースナック
- 水
- 地図
- 防水風よけ
- サングラス
- 携帯電話
長距離のルートの場合は、上記に加えて下記を携帯する必要があります:
- 防水マッチ
- コンパス、登高地図、ルート地図及び可能な場合はGPSが便利
- 懐中電灯
- 予備の服
- スイスアーミーナイフ
- 救急箱
- 日焼け止め
- 虫除け
- 短めのロープ
- 緊急用ホイルブランケット
- ロウソク
すでに記したように、携帯電話は圏外となる可能性があります。もしGPSの電池が切れてしまったら? 「備えあれば憂いなし」という言葉を常に思い出しましょう。
ここ数年の間に、地理的測位システム(GPS)ユニットは目覚ましい発展を遂げ、さらにオシャレに身近なものとなった結果、今やGPSは必携アイテムです。これは携帯電話より少し大きめの機器上で、地球を巡回している衛星からの電波を受け、現在位置とその周辺の地図を表示させるものです。
ジオキャッシングは、GPSを使った最も有名な遊びです。それは宝探しのようなものです。まず一人が「キャッシュ」をこっそりと隠しておき、他のメンバーがそれの場所をGPSで探すというものです。「キャッシュ」は何でもかまいませんが、ちょっとしたもの、例えば耐水性の箱に入ったノート、パスポート風のスタンプやおもちゃなどが良いでしょう。うまく見つけることができた勝者は(簡単な軌跡を辿ったり、GPSの表示に従うとうまくいくのですが)ノートに発見者のサインをし、自分のノートに現在位置を書き留め、発見した証拠を残します。
ジオキャッシングの詳細についてさらに知りたい場合は、www.geocaching.comをはじめとしたウエブサイトの情報が役に立つでしょう。アトランティック・カナダでは、www.atlanticgeocaching.comでGPSを使ったこのゲームの詳細説明を読むことができます。ウエブサイトのすべての機能を利用するためには、登録の必要があります。